乙女よ何処へ行く

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感想

※ネタバレ・画バレを含みますので、閲覧にはご注意ください。

(LaLa2017年2月号掲載分)

「んー、みんな寝ちゃったし、私も自室に戻ろうかな」

読書をしていたミーシェは、伸びをしながら自室に戻ろうとしていた。
ふと、部屋にあった壺ががたっと動いた気がした。

「今、動いたような…?」

壺を覗き込むと、中にはギラッと光る2点の光。

ぎゃあああああ!
王宮内に響き渡る、ミーシェの叫び声。
2016-12-25-12-08-23
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※ネタバレ・画バレを含みますので、閲覧にはご注意ください

(LaLa2017年2月号掲載分)

辺りはすっかり闇に包まれ、冷たい夜風が吹いている。
騎士団の基地にて、ゼンはタリガと向き合う。
そこに、騎士団の仲間がやってきた。

「殿下!ご報告したいことが!」

「…少し待っていてくれ」

「はい」

ゼンはタリガを置いて、その場から少し離れる。
報告を聞くやいなや、表情が曇った。

「…タリガ殿、トウカ殿が基地に着いたそうだ」

タリガは咄嗟に反応できなかった。
少し、間を置いてようやく言葉を口にする。

「兄…上が……?」

「ベルガット家の貴殿ら3人を……王城へ移送する」

ミツヒデが主犯であると証言したトーズ家の者を調べたところ、
証言の内容自体をトーズ家が仕立てたものだと分かった。
そのトーズ家とつながっている可能性があるベルガット家も調べる必要がある…という判断だった。

「…詳しい話は城で聞ける。行こう、ツルバ殿が戻ったら出発だろう」
2016-12-24-23-07-44
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(花とゆめ 2017年2号掲載)

ベテランのシン先生が、診療所を去ることになった。
それは、完全なる世代交代を意味していた。

「…イタン、君は二代目だ。私の陰に隠れていないで、どんと構えなさい」

「…はい」

「マリー、イタンを頼む」

「はい」

とうとう若い二代目イタンが最前線になった。
気合を入れねば…
マリーは気を引き締めた。

「ユリヤが隣街の診療所に?」

「…私が行くとね、女性の患者さんが喜んでくれるの。あそこの薬師は男の人しかいないから。でも、やっぱり断ろうかな。ランちゃんもコレットも先生たちも出てっちゃったし、私まで出たら2人も大変よね」

ユリヤは少し申し訳なさそうに言った。
2016-12-23-17-22-36
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(花とゆめ 2017年2号掲載)

ああ、これは、俺への罰か

レオンは昔を振り返る。

あの惨劇の夜から、レオンは伯爵家を立て直し、寄宿学校に通い、父の爵位を継ぎ、再び公爵閣下であるクリスの前にたてるようになるまでは、実に4年以上の歳月が過ぎていた。

「やあ、レオン。君もとうとうヴァレンタイン伯爵だね。おめでとう」

クリスは昔と変わらない風貌で、レオンに笑顔を向けた。

「何年ぶりかな?背も伸びて凛々しくなったね」

「……クリス。私はあなたにお尋ねしたいことがあって、ここまで来ました。あの夜、私は炎の中にあなたを見た。あの愚行は本当にあなたの手によるものだったのですか」

「はは、やっぱりそう来たかぁ」
2016-12-21-22-25-06
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カラー扉
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来た道を (花とゆめ 2017年2号掲載)

牢獄の中で、ユンの叫び声が聞こえる。
目には涙が浮かぶ。

「ねえ、お願い!俺の鞄返して!仲間が怪我してるんだ。治療したいんだよ!お願い!お願いだから!!」

「うるさいです。静かにしてください」

現れたのはミザリ。
とっさにゼノを自分の背に隠す、ユン。
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