※ネタバレを含みますので、閲覧にはご注意ください!!

(LaLa2016年10月号掲載分)

ベルガット家が狙われた…!?

ベルガット家の双子のうち1人が負傷。
2人は信じられないといった表情で、その場にうずくまっていた。

「双子!基地へ戻れ!僕が戻るまで動かずに待て」
ヒサメは2人に声をかけた。

その瞬間…

ヒュンッ

「!」
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矢がヒサメの肩を貫いた。
「副団長!!!!」
ヒサメの隊のメンバが駆け寄る。
ヒサメは負傷した肩を気にせず、矢が飛んできた方を怖い顔でにらみつけている。

「…潰す」

「向こうで何か動いたぞ、探せ!!」



一方、騎士団の城。

木々が驚いた表情で立ち尽くしている。

「今、なんと言った?」
ゼンが近衛兵団団長の使い・ランカを問いただした。

「一連の貴族襲撃事件において、ミツヒデルーエンどのに首謀の疑いがあります。よって、武装解除の上その身柄を拘束するとの近衛兵団団長のご命令です。」

ゼンは冷静な表情。
「そんなわけないだろ。」

「しかし…!」

そこへ声が響いた。
「団長!よろしいでしょうか!失礼します。」

入ってきたのは、肩に包帯を巻いたヒサメ。

ゼン一同驚く。

「ヒサメ!?」

「ヒサメ殿!その怪我は…!!」

「応急処置はしてある。」


ヒサメは襲撃の状況を説明した。
襲われたベルガット家とヒサメはどちらとも木々、つまりセイラン家の婿候補。

「…今回の襲撃事件は狙われた者たちの共通点を考えると、まるでセイラン家の縁談全てを阻止しようとしているようだという声が出始め、そして証言をしたの者がいるのです。襲撃された一人が、自分を襲った刺客と交戦になった際、相手の懐からちぎれ落ちた紙に、ミツヒデ・ルーエンの名があったと。そして、それは契約書のように見えたと。」
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ミツヒデは静かに発した。
「…私が、セイラン家の縁談を邪魔するために、刺客を雇い該当するものを襲わせたということか?」

使いの者はしぶしぶ答えた。
「…その疑いがあるということです。」

木々が食い掛かろうとした、その時。
「…ふっ」

ゼンが突然笑い出した。
「ははっ、ははははははは!」

ベルガット家の2人はその様子を驚いた表情で見つめている。
ゼンの表情が一気に鋭くなった。

「よりにもよって、よくもそこに手を出したものだ。」

「……」
一瞬にして凍り付いた空気に、ベルガット家の2人の顔から汗がしたたり落ちる。

「ランカ殿、こちらの意見だが」
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「…で、ですが命令です。ミツヒデどのの外部との接触を禁止したうえで調査を進めます。これ以上疑いを深めぬためにも。どうか、ミツヒデどのの剣をお渡しください。」

ミツヒデは剣を渡そうとする。
「待て」

ゼンはミツヒデから剣を受け取ると、それをランカに渡した。
「俺の宝だ。すぐに返してもらうぞ。」



3人は部屋へと下がった。

「ゼン!木々!!」

ミツヒデはがばっと2人を抱きしめた。
「すまん、心配かけて」

木々はむすっとした表情。
「謝らないでくれる。」

「心配なんて可愛げのある騒動じゃないわ!怒ってるんだ!俺と木々は!!おまえも!!」
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「ミツヒデに疑いがかかるよう仕組んでどうなる?おまえの失脚が狙いなのか?だとしても本当の首謀者がつかまればそれまでだ。」

木々は真剣な表情で答える。
「ミツヒデと私を使ってこれだけしてくるなら、…ゼンも無関係じゃないと思ったほうがいい。」


翌日の夜。
ベルガット家の1人が騎士団の城から抜け出した。

「追う?」

木陰に隠れて様子をうかがっていた木々はゼンに尋ねた。

「いや、無駄だろう。それに1人は出ていくわけでもなさそうだ。」

ふと背後から声が…
「殺気立った声してますねぇ」

「!」
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木々、ゼン、ミツヒデ3人の絆がよく伝わる回でした。
信頼できる仲間って良いですね。。
そして、ピンチの時のオビ!
良いタイミングで登場!






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