乙女よ何処へ行く

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(花とゆめ 2017年4号掲載)

「エスターさんにお話しがあるのですが、いらっしゃいますか?」

マクドナルドが部屋へと訪ねてきた。
エスターとエヴァは丁度、数刻前に戻って来ていた。

「ここにいるわよ。」

「少しお時間よろしいですか?」

ノアは不安げな表情で、同伴を申し出た。

「エスター様、私も」

「大丈夫よ、ノア」

エスターはマクドナルドに連れられ、監禁部屋を出た。

なんでもいい。
とにかく、この事態を打破する糸口を見つかるんだ。
私にできることを探すんだ。
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懐かしい顔 (花とゆめ 2017年4号掲載)

「オギ…さん?ハク知り合い?」

薄暗い部屋でヨナはオギと呼ばれる男に視線を向けた。

「…空都裏町の情報屋です。俺はガキの頃会ったきりだが、たぶん今でもスウォンと繋がってる」

「おいおい、何言ってんだ、俺はスウォンなんて知らな…」

「スウォンだって知らないフリして、会ってるんだろウォンと」

オギの額に汗がにじむ。

「この時期、真国の情報集めてるのはなぜだ?スウォンの依頼だろ?俺見て逃げ出そうとしたのも、俺や姫さんの消息を耳にしてたんじゃねぇか?」
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(花とゆめ 2017年3号掲載)

やあ諸君、ごきげんよう
おれは冥府の舟渡カロン

おれは今主人から逃げている

「出てこいカロン、どこにいるかはわかっている。お前には私の加護が付いているのだから。自分でもわかっているだろう?」

ハデスは雑多に物が置かれている倉庫で、辺りを見渡した。

わかってますとも、わかってるけど…
もしかしたら千に一つ、万に一つ今日は逃げ切れるかもなんて…!

ハデスはとある箱に手をかけて、蓋を開けた。
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ゆく年くる年 (花とゆめ 2017年3号掲載)

2年前、まだ緋龍城にて小さな幸せを守っていた頃のヨナ
四龍にも出会っていない。

風の部族領にて

「えっ、ハクさまが!?」

「帰ってくる!?」

ヘンデを先頭に、皆の顔がキラキラ輝く。
吉報をもたらしたのは、まだあどけない表情のテウ。

「長老が言ってた、年跨ぎイル陛下からお休みもらったって」

「やったああっ」
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あけましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
皆様にとって、素敵な年になりますように…!


Story (マーガレット2017年3・4合併特大号掲載)

いつも通りの朝
いつも通り朝食を準備する、ふみ

しかし、暁はいつも通りではなかった。
ふみが家を出る時間になっても…起きてこない。

すっかり冷めてしまった朝食に視線を落とした後、
不安げな顔で、閉じられた暁の部屋をじっと見つめる。

「…いつもならもう起きてる時間なのにな」

ふみは立ち上がると、何も言わずに家を出た。

暁は自室で棒立ちしたまま、家の扉が閉まる音を聞き届ける。
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俯いたまま、ガシガシ頭を掻いた。
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Story
津軽の心
(BELOVE 2017年2号掲載)


津軽の家の前で、佇む鈴子
持ってきた饅頭をぐっと握りしめる。

津軽にどう声をかけようか、一人思案していた。

元気にしてた?お腹すいてない?
お饅頭かってきたよー
お届け物でーす
コレなあ~んだ
腹が減っては戦はできぬよ!

うん…こんな感じで切り出せば大丈夫…

頭にいくつも言葉を並べながら、門をくぐると、
縁側に腰かける津軽の姿が目に入った。

あ……

「―――つが…」

彼はまだ闇の中で、ひなとの会話を思い出していた。

ああ…だめだ…
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(LaLa2017年2月号掲載分)

「んー、みんな寝ちゃったし、私も自室に戻ろうかな」

読書をしていたミーシェは、伸びをしながら自室に戻ろうとしていた。
ふと、部屋にあった壺ががたっと動いた気がした。

「今、動いたような…?」

壺を覗き込むと、中にはギラッと光る2点の光。

ぎゃあああああ!
王宮内に響き渡る、ミーシェの叫び声。
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(LaLa2017年2月号掲載分)

辺りはすっかり闇に包まれ、冷たい夜風が吹いている。
騎士団の基地にて、ゼンはタリガと向き合う。
そこに、騎士団の仲間がやってきた。

「殿下!ご報告したいことが!」

「…少し待っていてくれ」

「はい」

ゼンはタリガを置いて、その場から少し離れる。
報告を聞くやいなや、表情が曇った。

「…タリガ殿、トウカ殿が基地に着いたそうだ」

タリガは咄嗟に反応できなかった。
少し、間を置いてようやく言葉を口にする。

「兄…上が……?」

「ベルガット家の貴殿ら3人を……王城へ移送する」

ミツヒデが主犯であると証言したトーズ家の者を調べたところ、
証言の内容自体をトーズ家が仕立てたものだと分かった。
そのトーズ家とつながっている可能性があるベルガット家も調べる必要がある…という判断だった。

「…詳しい話は城で聞ける。行こう、ツルバ殿が戻ったら出発だろう」
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(花とゆめ 2017年2号掲載)

ベテランのシン先生が、診療所を去ることになった。
それは、完全なる世代交代を意味していた。

「…イタン、君は二代目だ。私の陰に隠れていないで、どんと構えなさい」

「…はい」

「マリー、イタンを頼む」

「はい」

とうとう若い二代目イタンが最前線になった。
気合を入れねば…
マリーは気を引き締めた。

「ユリヤが隣街の診療所に?」

「…私が行くとね、女性の患者さんが喜んでくれるの。あそこの薬師は男の人しかいないから。でも、やっぱり断ろうかな。ランちゃんもコレットも先生たちも出てっちゃったし、私まで出たら2人も大変よね」

ユリヤは少し申し訳なさそうに言った。
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(花とゆめ 2017年2号掲載)

ああ、これは、俺への罰か

レオンは昔を振り返る。

あの惨劇の夜から、レオンは伯爵家を立て直し、寄宿学校に通い、父の爵位を継ぎ、再び公爵閣下であるクリスの前にたてるようになるまでは、実に4年以上の歳月が過ぎていた。

「やあ、レオン。君もとうとうヴァレンタイン伯爵だね。おめでとう」

クリスは昔と変わらない風貌で、レオンに笑顔を向けた。

「何年ぶりかな?背も伸びて凛々しくなったね」

「……クリス。私はあなたにお尋ねしたいことがあって、ここまで来ました。あの夜、私は炎の中にあなたを見た。あの愚行は本当にあなたの手によるものだったのですか」

「はは、やっぱりそう来たかぁ」
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カラー扉
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来た道を (花とゆめ 2017年2号掲載)

牢獄の中で、ユンの叫び声が聞こえる。
目には涙が浮かぶ。

「ねえ、お願い!俺の鞄返して!仲間が怪我してるんだ。治療したいんだよ!お願い!お願いだから!!」

「うるさいです。静かにしてください」

現れたのはミザリ。
とっさにゼノを自分の背に隠す、ユン。
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表紙に巻頭カラーにロンプラ祭り!
カラーかわいい~
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(マーガレット2017年2号掲載分)
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絆のいろ (BELOVE 2017年1号掲載)

津軽の顔を もう十日も見ていない。
あの日、あのあと何も話すことなく別れた。

「いろいろと終えることがあるから、彼女のことあとは任せたよ」

津軽はそう春時に告げて、去っていった。

帰ってからもかける言葉が見つからなくて、
どう話していいのかわからなくて…


「鈴ちゃん」

通りの向こうから河内が笑顔で声をかける。
2016-12-15-00-15-46
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2016-12-10-00-37-26
(花とゆめ 2017年1号掲載)

アルマに捕まっている星を助けるために、森へと向かう翼と蜜柑。
遠麻も向かおうとするも、ルカに止められ待機することに。
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